VR先進国のアメリカでは、ディズニーランドやユニバーサルスタジオといった世界的に有名なテーマパークでVRアトラクションやIoTを活用したサービスが次々と登場しています。

画像: 【フィジタル×エンターテイメント】<海外事例>さらに便利に、面白く。アメリカの有名テーマパークの進化

人々を非日常の世界へと誘うテーマパークとVRは親和性が高く、ウェアラブル製品を導入して大きな成功を収めています。ウェアラブルだとファッション感覚で楽しめることから、小さい子供から若い女性まで、幅広い層に人気のようです。

では実際にはどのようなフィジタル製品がテーマパークでは導入されているのでしょうか。アメリカ国内で話題の3つの事例をご紹介します。

【ディズニーワールド】マジカルバンドがディズニーランドでの時間をより便利にさせる

1971年に開園した、アメリカのフロリダ州オーランド郊外にあるディズニーワールド。世界で数多くあるディズニーランドの中でもナンバーワンの面積を誇り、世界中からたくさんの観光客が集まります。

ディズニーワールドでは、2013年より「マジックバンド」と呼ばれるウェアラブルの販売を強化しています。利用するためには、事前にオンラインのマイページ「マイ・ディズニー・エクスペリエンス」でセットアップを行わなくてはいけません。マイページ上でチケットの予約、クレジットカードの登録、個人情報の入力をします。

そして「マイ・ディズニー・エクスペリエンス」のスマホアプリ上で、バンドの裏側に記載されているコードを入力すれば、準備は完了です。ちなみにバンドはオンラインはもちろん、ディズニーストアで購入が可能です。

ではこのマジックバンドが“どんなときに”、“どんなシーンで”使われるのか、見ていきましょう。

■入園のときのチケット代わり

かつてディズニーランドでは紙のチケットがメインで、入園する際にはプリントされたチケットを可愛いチケットフォルダーに入れて首からぶら下げるスタイルが一般的でした。

現在、フロリダ州にあるディズニーワールドでは、ウェアラブルのバンドがチケットの役目を果たします。オンラインで購入したチケットの情報が、バンドに送られるのです。パークの入り口にある機械にバンドをかざして入園するという仕組みです。

■お土産や食べ物を買うときの支払い

お土産屋でちょっとしたお菓子やミッキーのぬいぐるみを買ったり、レストランで食事をするときなども、マジックバンドが活躍します。事前にオンラインのマイページでマジックバンドにクレジットカードの支払い情報を登録。レジにある支払いの機械にバンドをピッとかざすだけでショッピングやレストランなどの支払いも済んでしまうのです。

■ファストパスの通過

アトラクションに乗るときに、長い列をスキップできるファストパス。こちらももう紙の券を持っておくことは不要になります。ファストパスの時間になったら、アトラクションの入り口に行き、機械にバンドをかざすだけです。

■ディズニーワールド内のホテルの部屋の鍵の開け閉め

旅行でオーランドまで来た、という場合はディズニーランド内のホテルを予約する方も多いことでしょう。このホテルの部屋に入る際にも、マジックバンドでドアに設置された鍵読み取り機にピッとかざすだけでカードキー代わりになってくれます。これならば、鍵を部屋の中に置き忘れた!などのハプニングも防げますね。

【ユニバーサル・オーランド】VRでリアルな恐怖を味わう、ハロウィンホラー

ディズニーワールドから車で10分という距離に位置するユニバーサル・オーランド。ハリーポッターやトランスフォーマーなどの映画の世界観を再現したようなテーマパークとして、こちらも世界中から数多くの観光客が集まる世界有数の観光スポットになっています。

ユニバーサル・オーランドでは、ハロウィーンの期間限定企画の「Halloween Horror Nights」というアトラクションを催しています。このアトラクションの一環で、2016年のハロウィーンシーズンにVRを使った取り組みが実施されました。入場料は日本円で約5,000円です。

舞台はハロウィーンのお化け屋敷。VRが導入されることによって、リアルな恐怖の世界に突入することができます。気づいたら至近距離や隣におばけがいきなり登場し、ずっとついてくるなんていうことも考えられるでしょう。お化け屋敷好きにはたまらない体験ですね。これもVRだからこそ可能になる、恐怖がユニバーサルスタジオにあるのです。

【シックスフラッグス】全身でリアルな動きを体感する、VRローラーコースター

ディズニーランドやユニバーサルスタジオと並び、アメリカで有名な遊園地、シックスフラッグス。2009年に一度、経営破綻したものの、翌年には再建。現在は、全米17カ所に自社遊園地を展開し、中でもダイナミックで迫力があるジェットコースターやローラーコースターが人気を集めています。

そんなシックスフラッグスは、VR市場をリードするSamsung社と「公式テクノロジーパートナー」の契約を締結。その共同開発から生まれたVRのローラーコースターが、カリフォルニア州にあるシックスフラッグスにて体感できます。

「VRローラーコースター」では、動く椅子に座り、Samsung社のVRヘッドセットを頭に装着します。そこにはあたかも遊園地のローラーコースターの座席にいるかのような気分です。スタートすると椅子が動き出し、VRローラーコースターはどんどん上に上がっていきます。

readwriteというメディアに記載されたシックスフラッグスのVRローラーコースターのレビューによると、「通常のローラーコースターは体全体でドキドキを感じる」とあり、一方で「VRローラーコースターは現実に近いのに、どことなくおとぎの世界にいるような感覚」という記述がありました。

椅子が動くことから、実際にローラーコースターに乗っていなくても、あたかも乗っているかのような感覚になることが、このアトラクションの面白さと言えますね。

データとデータが結びついて、マーケティング力が向上

画像: データとデータが結びついて、マーケティング力が向上

ディズニーランドのマジックバンドはひとつのシーンのみに留まらず、入園、ファストパス、買い物、ホテルといったさまざまなシーンで活用することができます。

このことは、マーケティングの視点でいえば、大きな変革をもたらすことが期待されます。


たとえば、マジックハンドによって、どのくらいの年齢層や家族がホテルを利用し、“誰が”どのアトラクションに乗り、お土産やレストランではどのくらいのお金を使うのかなど、来場者ひとりひとりのテーマパーク内での行動をすべて把握することができます。さまざまなシーンにおける“個の行動”を結びつけデータ化できることでマーケティングの精度は確実に上がり、より緻密な戦略をねっていくことができるようになるはずです。

VR分野においても、来場者の反応をヘッドセットで読み取れるようになれば、今後のアトラクションの開発や新しい施策にも役立てられることが考えられます。

このようにVRやIoTが、テーマパークをもっとおもしろく、進化させてくれるのです。

(PR)フィジタルをマーケティングに活用したい方におすすめのソリューション
drop: Phygital Marketing Lab

デジタルによるビッグデータの取得・活用と、リアルでのブランド体験の提供を両立

・フィジタルを通じたユーザー行動をデータ化し、マーケティングに活用
・リアルビジネスにフィジタルを融合することで、デジタル活用の機会が広がる
・感情をデータ化し、よりユーザー意向に合わせたデータマーケティングを実現

フィジタルマーケティングプラットフォーム

・データベースマーケティングの仕組みをVR/ARといった体験型コンテンツに融合
・コンテンツ価値を単なる「体験」から「継続的なコミュニケーション」を創出できる「起点」にする。
・未来技術と外部コミュニケーションをつなぐハブとなるプラットフォーム

dropのサービス

・フィジタルコンテンツ製品/サービスの企画・開発・運用
・フィジタルなイベント/製品などの告知・販促
・個々のフィジタル製品のネットワーク化
・フィジタルを通じて得たユーザーデータの分析
・フィジタルを活用したコミュニケーション設計、施策の企画・運用
・PDCAを通じて得た知見の反映・コンテンツアップデート
・その他、フィジタル領域に関する課題解決のご支援

詳しくはこちら

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.