最近、「50年後にはなくなる仕事」というタイトルの本や記事をよく見かけませんか?これはテクノロジーの発達やAIの台頭によって、仕事によってはロボットが人間に代わって担っていくことを示唆しています。

画像: 【ロボット × 食品業界】<海外事例>ロボットと一緒に働く時代に。食品業界で起こっているIT革命とは

ロボットが、日常にいる世界。10数年前までは、まだまだ未来の話だと思っていたことが、じわじわと現実世界に登場し始めているのです。

ニューヨークタイムズのとある記事にて、以下のような記述がありました。

“We could be looking at over 50 percent of jobs disappearing in the United States over the next 10 to 15 years,” said Jane Kim, a San Francisco supervisor. “And it’s not jobs going abroad, or offshoring of jobs. It’s robots.”

サンフランシスコの地元議員であるジェーン・キム氏は「アメリカでは現在ある仕事の50%が15年以内になくなると予想されている。これらの仕事は海外に流出していくのではなく、ロボットが仕事を担うようになるのだ。」

出典:A Robot Makes a Mean Caesar Salad, but Will It Cost Jobs?

https://www.nytimes.com/2017/10/06/business/robot-food-cost-jobs.html?_r=0

「将来なくなる可能性のある仕事」というと、ネガティブな印象を持ってしまいがちです。しかしロボットは、私たちの生活をより便利にし、ビジネスシーンでも膨大なデータを瞬時に取得するなどさまざまな面でメリットが大きいといわれています。

いま、私たちのまわりには、どのようなロボットが活躍し始めているのでしょうか?またそのロボットはマーケティングの観点から見てみると、どのようなメリットを企業やユーザーにもたらすのでしょうか。

今回は食品業界を例に、近未来の話ではない、最新ロボット事情を見ていきましょう。

【Sally】好きな野菜とドレッシングを選ぶだけ!自動でサラダを作ってくれる

シリコンバレーのスタートアップ企業、Chowbotics社はSallyというサラダロボットの開発をしています。Sallyは、タッチスクリーンとサラダマシーンの2つのパートで構成。サラダを食べたいときは、タッチスクリーンで好きな具材と野菜、ドレッシングを選ぶだけで自動的に自分好みのサラダを作ってくれるロボットです。

Sallyには大きく6つの特徴があります。
①21種類のサラダの具材を入れることが可能
②食材を補充するまでに40個のサラダを作ることが可能
③機械の中は常に冷蔵でき、機械の掃除がしやすい
④80cm × 80cmのテーブルに設置可能
⑤1分以内に1つのサラダを作ることが可能
⑥タッチスクリーンにはクレジットカード支払い機能を搭載

アメリカでは多くの大学や企業の食堂にサラダバーがあります。自分で好きな具材(レタス、肉、トッピング、ドレッシングを選択)を選んでとるところもありますが、スタッフが作ってくれるケースがほとんどです。Sallyはまさにそのスタッフの仕事を代わりに担う、サラダバーを自動化したようなロボットです。

人手を必要とせずに最初から最後まで自動でサラダを作ってくれることから、今後大学や会社の食堂への普及が見込まれています。会社や大学としては、そのぶん、人件費を節約することができるというメリットもありますね。

マーケティングの観点からいえば、Sallyからユーザーが摂取するサラダのデータを収集することができます。大学や企業ではどんなサラダの種類や具材が人気なのか。どのくらいの栄養が摂られ、何が不足しているのか。それが年齢別、男女比、職種別などにわかるため、さまざまな分析や研究に活用できることが期待されているのです。

【Marble Robot】安心安全で盗難の心配はゼロ!デリバリーロボットが街を走り回る!

昨年、ネット通販サイト「アマゾン」がイギリスでドローンを用いて無人配達をしたニュースは日本でも大きく取り上げられましたね。ドローンではないものの、無人のデリバリーシステムがITの聖地であるサンフランシスコで試験的に導入されています。

小さな車のような見た目の「Marble」は、歩道を走って食事を注文者のところへ届けるロボットです。2015年に創業したばかりのサンフランシスコのスタートアップ、Marble社がプロデュースしています。

Marble社は、フードデリバリーサービスのEAT24とパートナーシップを締結。EAT24は、レストランやファストフード店が受けたオーダーを、ユーザーへ届けるサービスです。東京でも似たようなサービスとしてUberEATSが有名ですね。

ロボットだけが走っていると、途中でロボットそのものや、中に入っている食べ物を盗難されてしまうのではないかという懸念があります。その点、Marbleにはカメラが設置されているため、遠隔からロボットの監視が可能です。さらに注文者はあらかじめレストランからロックコードを教えられ、そのロックコードを押さないと蓋が開かないようになっているので、盗難の心配は無用です。

支払いはアプリに登録したクレジットカードから引き落とされます。またアメリカではデリバリーしてくれた人にチップを払う文化がありますが、Marbleだとチップを払う必要もなくなります。ユーザーとしてはちょっと得した気分になれそうですね。

デリバリーロボットが一般化していくことで、レストランやファストフード店はデリバリーに関する人件費をグッと抑えることができます。それに加え、注文者の在住エリアや年齢、性別といったデータを自動的に抽出できるようになるため、自分のレストランがどのような層にお客さんがいるのかを客観的に見ることができるきっかけにもなります。

我々の生活に身近な存在になっていくロボットたち

画像: 我々の生活に身近な存在になっていくロボットたち

今回例にあげたような、「ボウルに野菜を乗せてサラダを作る」「食事の配達をする」などといった「マニュアル化された仕事」は、今後どんどんロボットやコンピューターの進化によって人手を必要としなくなることは明白です。

かつての単純作業がコンピューターを介することによって、これまで手作業でまとめていたデータも自動的に収集することが可能になり、顧客の嗜好や注文した商品のデータを簡単にまとめられるようになります。これはマーケティングや商品開発の視点から見ると、間違いなく大きな進化です。

人間とロボットが共存する世界。そんな近未来がもうすぐ目の前にきているのです。

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