ここ数年、家具業界におけるフィジタル領域への進出がめざましいです。フィジタルとは、VR、AR、IoT、ロボット、ARといった新しいテクノロジーの総称のことであり、PhysicalとDigitalを組み合わせた造語。IT大国のアメリカではもちろんのこと、日本でもこの分野の動きが活発化してきました。

Amazon、IKEA、TARGETといった世界的に有名な小売業企業が着々とARでの勢力を強めていく中、アメリカの老舗キッチン用品販売チェーンのWilliams Sonoma(ウィリアムズ・ソノマ)も、AR分野において新たに1億円の投資をすると発表。

またロボット業界においても、家具ロボットが登場し、IT界隈において話題になっています。 VR・ARは、これからますます拡大していく可能性を秘めた分野といえるでしょう。

では実際にはどのようなサービスが世に出回っており、どのような役目を果たしてくれるのでしょうか。

【イケア】家具を自由自在に配置するARアプリ

日本でもおなじみの北欧家具メーカーのIKEA。シンプルなデザインと機能性の高さから、ファミリーから事務所のインテリアまで、幅広いシーンで人気です。そんなおしゃれ家具で有名なIKEAが、ARアプリをリリースしています。

その名も「IKEA Place」。自宅の部屋の写真を撮り、その写真の中に気になる家具を配置できるというものです。対応家具の数は2,000以上。ソファ、棚、椅子、テーブル、電気、テレビ台などと多岐にわたります。

画像1: 【イケア】家具を自由自在に配置するARアプリ

「IKEA Placeアプリのスクリーンショットです」

使い方は簡単。
①アプリをダウンロード
②家具を置きたいと思う部屋の写真をアプリ上から撮影
③収納、ソファ、椅子など置きたい家具のカテゴリーを選ぶ

画像2: 【イケア】家具を自由自在に配置するARアプリ

「IKEA Placeアプリのスクリーンショットです」

④家具を選んだら、画像の中に家具を配置するために場所の調整をする
⑤家具の配置場所を決めたら、画面下中央の青いチェックボタンを押して確定

AR上で一度にいくつかの家具を同時に配置できるのがこのアプリの大きな特徴。部屋にすでにある家具と新しい家具との組み合わせが合うかどうかを確認することができるのです。

これは店頭やオンラインショッピングで欲しい家具を選ぶときはできなかったもの。このような機能が導入されることで、家具を買うときの失敗をグッと抑えられます。

【Pinterest】写真を撮るだけで関連アイテムを検索するARアプリ機能

オンライン上にある自分の好きな写真、画像、インフォグラフィックを保存しておくことができるSNSサービス、Pinterest。画像として保存するため、旅行の計画を立てるときや、好きなものをコレクションして見返すときにとても便利なサービスです。

Pinterestは、身近なアイテムの関連アイテムを画像から検索できるAR機能を開発しました。今はスマホアプリからこの機能を利用することができます。

たとえば気になるアイテムを見つけても、「ちょっと値段が高いなあ…」と思ったことはありませんか。家具屋で、これ欲しい!と一目惚れした椅子を見つけても、予算を大きく上回っている…

そんなときにこのPinterestの機能を使ってみましょう。アプリを立ち上げ、検索ボタンをクリック。検索ページの右上にカメラマークのボタンがあります。

画像: 【Pinterest】写真を撮るだけで関連アイテムを検索するARアプリ機能

アプリ内のカメラから、気になるアイテムを撮影。数秒でそのアイテムの関連したものの一覧が出てきます。「これが欲しい!」というよりも、なんとなくの雰囲気で欲しいと思うものがあれば、ここで複数アイテムと検討できるのです。

写真上では、緑色のソファを撮影。そうすると、下に似たような形のソファが登場しました。撮影したものよりももっと気に入るものが見つかることもあるかもしれませんね。

【ORI】Amazon Echoとも連携可能な、一台5役をこなす家具ロボット

Oriさん(@orisystems)がシェアした投稿 -

アメリカのスタートアップシーンに大きな衝撃を与えた、家事ロボット「ORI」。ニューヨークシティやボストンといったアメリカの大都会の小さなアパートのわずかなスペースを効果的に使うことを目的に開発されたものです。

床から天井まですっぽり埋まってしまうような大きな箱のような風貌のORIは、これひとつでベッド、クローゼット、テーブル、勉強机、収納、テレビ台に変化するのです。

Ori apartment animation from Ori on Vimeo.

都会暮らしをしている人の中には、部屋が狭すぎて机とベッドの両方を置いておくことができないといった部屋も多いもの。そんな悩みをORIが解決します。ベッドを使わない日中はテーブルを出し、ベッドは収納。食事が終わればテーブルをたたむ。これらの作業をすべて自動でやってくれるのです。

また、Amazon Echoと連携させることで、声をかけるだけで自由自在に動いてくれます。まさに「近未来の家具」といっても過言ではありません。

テクノロジーでゼロにする、家具購入の失敗

画像: テクノロジーでゼロにする、家具購入の失敗

ARやロボットは家具を購入した後の「これを買わなければよかった」という後悔を最大限に抑えてくれる役割を果たすことが期待されます。

たとえば、Pinterestの新しいARカメラ機能は、これまで自力でやるには時間がかかったことを一瞬で解決してくれます。欲しいデザインのものを見つけても予算が合わなかったとき、似たようなものを同じブランドやサイト内にある関連商品で探すのではなく、インターネット上にある膨大な数のアイテムから似たものを一瞬にて見つけてくれるのです。

これにより、今までよりも比較できるアイテムの数が増え、家具を購入する顧客満足度が上がること間違いなしです。

このように家具を買うのにフィジタルがなくてはならない時代は目の前まできています。今後いかにわれわれの買い物を便利にしてくれるフィジタルが出てくるか、楽しみですね。

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