就職活動や転職活動は、求職者にとって緊張するもの。さまざまな説明会や面接に足を運ぶうちに体力は消耗し、金銭的にも大きな負担がかかります。

画像: 【VR×採用】<海外事例>VRが採用のミスマッチを減らす!人材領域に革命を起こすVRの役割

一方、企業側にとっても採用活動は、会社の成長を担う重要な業務のひとつ。しかし良い人材を獲得するために採用活動を進めても、求職者と企業の方向性にミスマッチが生じたり、採用ができても社員の定着に結びつかなかったりと、多くの課題があります。

そんな企業の採用活動において、今、アメリカではVRが注目され始めていることをご存知でしょうか?

アメリカの人事分野の専門家であり、Forbes紙でトップSNSインフルエンサーの50人に選ばれたJessica Miller-Merrellさんは、自身のブログにおいて、企業の人事業務と採用活動を活発化させるためのVRの使い方を紹介。Jessica Miller-Merrellさんいわく、VRには求職者にとっては「距離」的なジレンマをはじめ、「時間」や「経費」を節約する可能性を秘めているそうです。

#SXSW Coverage: 5 Ways Virtual Reality Finally Enters HR Space

https://workology.com/sxsw-coverage-5-ways-virtual-reality-finally-enters-hr-space/

今回はこの記事をもとに、もしも日本の就活・採用シーンにおいてVRが導入されるとどのような変化が起きるのか、また多くの企業が抱える問題点をVRがどのように解決していくのかを検証していきます。

求職者はコスト減。エントリー数は倍増する可能性も

画像: 求職者はコスト減。エントリー数は倍増する可能性も

Before:ホテル代に飛行機代に予算は5万円。学生には痛い出費

福岡の大学に通うAさんは就職活動中の大学4年生です。東京での就職を志望していますが、面接や説明会で福岡から東京へ足を運ぶことに。最低でも2泊分の宿泊代に飛行機代、1回東京に行くだけで3万円ほどかかります。

お金がかかるだけではなく、1日で2〜3社の面接をこなし、慣れない東京と面接の緊張で疲労困憊に。卒業論文も書かないといけないし、就職活動もままならない状況にストレスも重なってしまいます。

After:家にいるだけですぐに面接開始。時間もお金も大幅に節約成功

Merrellさんのブログには以下のような記述が。

“Virtual reality video interviewing offers the ability to feel as though you are literally in the room with the candidate...”

日本語訳「VRビデオで面接をする社員と求職者があたかも同じ空間にいるかのような気分にさせてくれます。」

求職者にとって大きなメリットとなるのは、お金の負担が大幅に減ること。福岡から東京までの移動時間と交通費を削減でき、東京での滞在費の心配もありません。

このように家にいるだけで面接ができるので、地方の学生にとっては時間や金銭的な負担が軽減されます。さらに多くの企業の採用活動にVRが導入されれば、就職活動の幅が広がることが期待できるでしょう。

Skypeなどのビデオ通話では、相手と話すことができても、距離感を縮めることはできません。VRを活用すれば、Aさんは福岡の自宅から、東京の面接会場にいるかのような雰囲気の中、面接に臨むことができます。仮想でも同じ空間にいれば、お互いの印象も変わり、伝えたいことも伝えやすくなるはず。これもVR面談ならではの特徴ですね。

社内の雰囲気をVRで知る!求職者からのエントリー率の増加

画像: 社内の雰囲気をVRで知る!求職者からのエントリー率の増加

社内の雰囲気やどんな社員が働いているのかを知ることは、就職先を探す際にとても重要なポイント。そこで、OBOG訪問や面接といったものがあります。しかし求職者としては、時間を節約するためにもエントリーする前から、気になる企業の雰囲気は知っておきたいものです。

Before:求職者にとっては、社内の雰囲気を把握してからエントリーできない

Bさんは中小企業で人事として働いています。転職フェアなどで自社のアピールをし、エントリー数を増やして採用に結びつけることが仕事。

そんなBさんは人事業務をする中で、ひとつの壁にぶつかります。転職フェアで説明を聞いてくれる人は多いものの、エントリーの数に結びつかない、あるいはエントリーがあっても面接をドタキャンされてしまうといったケースが多かったのです。

この会社で働くことの意義、給与、充実した福利厚生などのメリットをプロカメラマンに撮ってもらった社内や社員の写真とともに見せていますが、Bさんは採用者の数字に結びつかないことに問題点を感じています。

After:合同説明会で会社の雰囲気をしっかり見せることができる

Merrellさんはブログ記事にて、アメリカの大規模なキャリアフェアで「社内VRツアー」を体験したとの報告をしました。

“The tour provided me and others with a realistic office preview where the company was able to highlight benefits, perks and career opportunities available to Gap employees.”

日本語訳「アパレルで有名なGap社のVRツアーでは、社員に提供されている福利厚生や多様なキャリアチャンスを垣間見ることができるリアルなオフィス環境を覗くことができました。」

このように求職者にとって、会社に足を運ばなくても社内の雰囲気を知ることができることは、エントリーする上での大きな判断材料になることは間違いありません。

Bさんは社内稟議を通し、採用業務でVRを使うことに。普段の何気ない業務中の社内から、ランチの様子、会議室などの風景を撮影したものをVR動画にて撮影。

転職フェアや新卒採用の合同説明会で自由に見られるようにした結果、「まるでこの会社で働いているかのような気分になれた」との声が増え、エントリー数が上昇。面接に進む人の数が例年より倍に増えた、という可能性が期待できそうです。

リモートワークのためにVRを導入。従業員満足度の向上へ

画像: リモートワークのためにVRを導入。従業員満足度の向上へ

「働き方改革」で注目を集め、導入企業が増えてきているリモートワーク。従業員は出社することなく、家やカフェなどで仕事を進め、メールやチャットで他の社員とコミュニケーションを取る仕事スタイルです。

働き方の多様化にともない、従業員の満足度は高まりましたが、一方企業側としてはリモートワークで社員がきちんと仕事をしているのかどうかを把握することに課題を感じる企業が多いようです。

そこでもしもVRをリモートワークに導入したら、どうなるでしょうか?

Before:仕事は続けたいけど、体調を崩しやすい子どもの世話との両立が大変

CさんはIT企業に勤めるWebデザイナー。2歳になる娘の母でもあります。娘が体調を崩すことが多く、遅刻をすることもしばしば。仕事はしっかりとこなし、終わらせているものの、周りの社員からは「遅刻が多い」と言われ、あまりいい評価を得ていません。そんな肩身が狭い気持ちで毎日子育てと仕事に奮闘しています。

このようにリモートワークが導入されていない職場だと、子どもを持つ社員は子育てと仕事の両立をすることが難しく、女性が結婚してからも働き続けることは困難な状況でした。

After:通勤時間がなくなり、子どもの世話も仕事もきちんと両立できるように

Cさんの会社では、こうした状況を解決すべく、「働き方改革」でリモートワークが導入されることに。社員はリモートワーク中はVRヘッドセットの装着が義務付けられました。

リモートワークをするようになり、Cさんはこれまで以上に仕事と子育てのメリハリがつけられるようになることも。子どもの急な発熱にも柔軟に対応でき、仕事ができなかった分の時間は夜に作業するなどして調整。定時に出社して帰るよりも、もしもの時に対応できるリモートワークによってCさんの自由な時間が増え、仕事と家事・育児を両立できるバランスが取れることが期待されています。

このような成果は社員の働き方の多様化を推進し、従業員満足度を上げるでしょう。その結果、キャリアも子育ても頑張りたい求職者からの問い合わせやエントリーが増える可能性がありますね。

採用・人事業務を効率化させ、社員の作業効率を上げる効果に期待

画像: 採用・人事業務を効率化させ、社員の作業効率を上げる効果に期待

採用・就活において、VRには「距離」という問題を解決し、時間と経費を節約。作業効率を上げていく可能性を秘めています。

一方でVRがオフィスカルチャーに浸透していくかどうかの面での懸念があります。慣れないものを使って仕事をすることに抵抗がある人もいるかもしれません。またVRを使うことで生産性が落ちてしまうことも考えられます。

VRはあくまで仕事のツールにしかすぎません。VRを導入することがゴールではないので、このような懸念点をしっかりと考慮した上で、導入にあたって従業員と丁寧にコミュニケーションを取ることが大切になります。その後、採用・人事の領域で取り入れることがVR導入の成功のポイントになるでしょう。

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