昨今、VRは、マーケティングやプロモーション、そして消費者の娯楽ツールとして活用されてきています。旅行、ゲーム、教育、メディアなど、さまざまな業界で見受けられます。これは多くの方がご存知でしょう。

アメリカの有名雑誌の『Forbes』は、VRを活用した「フィールドトリップ」に関する記事を公開しました。フィールドトリップは教育と旅行を組み合わせたもの。つまり、旅行系のコンテンツが、学校教材に応用できることもあるということです。このようにVRコンテンツは、他のジャンルに応用できる可能性があります。

今回は『Forbes』の例をもとに、 さまざまな分野のVRコンテンツが教育分野に応用できる可能性について考えていきます。

VRでいつでもお金をかけずにフィールドトリップに出かける

Googleは2017年に「Google Expeditions」という、VRでフィールドトリップができるコンテンツをリリースしました。フィールドトリップとは、通常の授業とは別に外に出て環境を観察すること。理科や社会科の授業でよく用いられる課外学習で、社会科見学のようなものです。

GoogleExpeditionsでは、世界各地の有名な遺産をVRで訪れるのを可能にするほか、消防署や建築現場といった身近な場所を訪問するコンテンツを配信しています。また、世界の有名建築物が建築途中の様子なども見られます。アメリカのニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングは1931年に完成しましたが、完成する直前の様子を再現した映像をVRにて公開しているのです。歴史をリアルな映像で学ぶ機会になります。

さまざまな場所の動画があることから、複数の場所に訪れてみて、比較をすることも容易にできるようになります。ギリシャ建築に関するところに行けば、時代ごとに異なる建築様式を写真ではなくVRで違いをしっかりと認識できます。

またアメリカの小・中学校では、Google Expeditionsを使った宿題が出されることがあるそうです。VRで指定された「場所」を訪れて、その場所についてまとめたり、感想を書いたりするものです。また子どもたちが家族とGoogle Expeditionsの経験をシェアすることも。

ただ授業で使うだけではなく、宿題としてやらせることで、子どもたちが能動的に勉強するきっかけになることでしょう。このように小・中学生の学習のニーズを満たすフィールドトリップコンテンツがGoogle Expeditionsには詰まっています。

既存のVRコンテンツを活用する可能性

画像: 既存のVRコンテンツを活用する可能性

『Forbes』がVRのフォールドトリップに関する記事を公開した際、以下のような記述がありました。

“Virtual reality can also take students to places that they could never go in person. There are explorations of the International Space Station, the Juno mission to Jupiter and the human respiratory system.”

「VRは生徒たちが自分たちだけでいくことがないような場所に連れて行くことができます。国際宇宙センター、NASAの宇宙船であるJunoの木星観察、そして人間の呼吸器までも「フィールドトリップ」で行くことができるのです。」

出典:IsVirtual Reality The Future Of Field Trips?

%%https://www.forbes.com/sites/mikemcshane/2018/06/13/is-virtual-reality-the-future-of-field-trips/#2c0e63711809%%{blue}

この記述から、Google Expeditionsの役割は、何かのVRコンテンツに似ていると思いませんでしたか。それは、先日、drop magazineで紹介してきた「歴史の資料集VR」です。

「歴史の資料集VR」は世界中の世界遺産をVRで訪れたり、歴史的事件が起きたその瞬間をVRで見たりするというものでした。Google Expeditionsで用いられているようなVRコンテンツを、資料集VRで活用することは可能でしょう。つまりひとつのVRコンテンツは勉強の参考資料になり、そしてVRフィールドトリップをすることもできるということです。

参考記事:VRを活用した世界史や日本史のイマドキな資料集で、歴史的な背景の理解を深める

https://magazine.drop-phygital.com/_ct/17172433

そして国際宇宙センターやJunoによる木星の観察については、アメリカの老舗新聞である『ニューヨークタイムズ』の火星VR記事が近しいコンテンツと言えるでしょう。ジャーナリズムの分野でも、教育の分野でも両方で活用することができます。

参考記事:ニューヨークタイムズの最新ジャーナリズムの形、オンライン版記事にARを埋め込む

https://magazine.drop-phygital.com/_ct/17172443

このように既存のVRコンテンツは、分野が違う場合でもさまざまなコンテンツに応用できる可能性を秘めています。例えばマチュピチュの旅行のVR動画を、世界史の勉強にも使えるということです。VRの画面に説明書きが表示されるので、学校などの教育現場でも大活躍することは間違いないでしょう。

ホームスクーリングでの活用も

画像: ホームスクーリングでの活用も

アメリカなどの一部の国では、「ホームスクーリング」という教育制度が発達しています。これは親が先生代わりとなり、家で子どもたちに勉強を教えることです。小学校から高校までのそれぞれの卒業資格を得られることが特徴的です。小学校だけホームスクールで、その後は学校に通うなど部分的に利用する人もいます。

宗教上の理由から独自の教育方針を持っていたり、学校まで遠いところに住んでいたりする家庭がこの制度を使うケースが多くあります。ホームスクーリングで高校を卒業した人が、有名大学に進学するということもよくある話です。

VRコンテンツがホームスクーリングで活用される時代もすぐ近くまできています。たとえば、経済的に厳しい家庭でもVRを使うことで、子どもたちを気軽にフィールドトリップへ連れて行くことができます。

そして複数の分野に応用できるということは、あるひとつの事柄でもさまざまな事柄とつながっているということを子どもたちが勉強するチャンスとなるでしょう。あるVR動画を見せながら、歴史的、科学的、旅行的など多くの視点を教えることができますね。勉強をひとつの分野だけで完結させずに、いろいろな視点から考えたり学んだりするのは教育において重要です。

VRを上手に活用して、子どもたちの教育に生かしてみよう

画像: VRを上手に活用して、子どもたちの教育に生かしてみよう

VRは自由自在に、ユーザーのニーズに応えながら応用していくことができる可能性に満ちあふれているツールです。いつもはひとつのコンテンツを見て満足していた方も、これからは視点を変え、さまざまな角度からコンテンツを楽しんでみると視野が広がるでしょう。そして学校教育の分野でもこの技を活用させることで、子どもたちの感性を豊かにし、応用する力を伸ばせることになるでしょう。

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