スマホアプリのポケモンGOなどのブームで一躍注目を浴びたAR(拡張現実)ですが、今やその用途はかなりの広がりを見せています。本記事では海外のデザイナーが開発している「お手伝いさん」代わりにもなりうるARガジェットをご紹介していきます。

日常生活の楽しみに新たな命を吹き込む「ハウス・ホールドAR」

Swift Creativesさん(@swiftcreatives)がシェアした投稿 - 2018年 7月月29日午後12時15分PDT

デンマークやイギリスなどで事業を展開するデザイナー&イノベーション・スタジオのSWIFT CREATIVES(スウィフト・クリエイティブス)のロンドン事務所のデザイナーたちが、画期的なARツールを開発しました。それは仮想世界を実際のリアル世界に浮かび上がらせてしまうという驚きの発想から生まれたそう。

通常、ARと言えばスマートグラスやゴーグル、あるいはスマートフォンなどのスクリーンを通して、リアルな世界に仮想の映像を重ねますが、彼らはまだプロト・タイプではありますが光を使ってリアルな世界にデジタルコンテンツを重ねるというツールを作ったのです。

開発者は「このガジェットは私たちのライフ・スタイルの幅を大きく広めてくれます。日常生活の楽しみに新たな命を吹き込んでくれることでしょう」とコメント。

プロト・タイプでは、頭上に設置されたプロジェクターとゲーム機のXボックスに搭載されているキネクトというモーション・センサーを使用しています。

「ハウス・ホールドAR」と名付けられたこのガジェットは、その名の通り「日常のちょっとした活動」を補佐してくれるお手伝いさんのような役割を果たすことを目指しており、対象物を実際に理解しながら機能することができます。

■「モバイル水族館」は赤ちゃんや子どもの遊び相手に

Swift Creativesさん(@swiftcreatives)がシェアした投稿 - 2018年 7月月4日午前5時16分PDT

例えば、「ハウス・ホールドAR」は赤ちゃんや子どもの興味を引きながら一緒に遊んでくれたりします。

「モバイル水族館」という機能は、壁や天井を水族館に見立てそこに小さな魚の群れのようなものを表示。子どもが興味を持ち、その魚に触れようとすると魚の群れがスピンしたり、さまざまな反応を見せながら逃げようとします。子どもの動きをモニタリングして、その動きに合わせて映像が反応するのです。

■「バーチャル・ブレッドメーカー」なら素人でも完璧なパン作りができる!

Swift Creativesさん(@swiftcreatives)がシェアした投稿 - 2018年 7月月15日午前2時41分PDT

「ハウス・ホールドAR」は、パン作りのお手伝いもしてくれます。

「バーチャル・ブレッドメーカー」と名付けられたその機能を使えば、素人でも手作りのパンを作ることができます。材料に対するアドバイスを表示してくれたりしながらパン作りのプロセスを映像で指示してくれるのです。

ボウルにベーキング・パウダーを入れるプロセスでは、ボウルと粉にかぶさる形で粉の重量がリアルタイムで表示されます。そのため、規定の量になったら粉を入れるのを止めればいいだけ。物体の質量はライト・ビームが分析してくれるため、重量計も必要ありませんし、タイマーも作業テーブルや調理器具、食材などに光で表示されるので必要ありません。

コミュニケーションは、ボイス・アシスタントとビームの指示という形で行われます。生地がどのくらいまで膨らんだらオーブンに入れていいのか、ということも生地上に理想の大きさを光で示してくれるのでその大きさまで膨らむのを待てばいいのです。

生地が膨らむのを待ち、その後オーブンへ入れるまですべて指示通りに行うだけ。また、次のステップに移行するタイミングではアラートがなります。そのため、オーブンで焼きすぎたりすることなどもありません。

パンを切り分ける作業の際にもパンのスライスすべき部分が直線で示されるため、均等な厚さで切ることが可能となります。もちろん好みの厚さを選ぶことができますし、その厚さで均等に切り分けられるよう目で見える形で指示が出されます。

これなら子どもと一緒に簡単に、楽しくパンを作れそうですね。

■「フライト・トラッカー」で地球儀上を旅する!?

Swift Creativesさん(@swiftcreatives)がシェアした投稿 - 2018年 7月月21日午前1時26分PDT

さらに「フライト・トラッカー」という機能は、現在、飛行中の飛行機がどこを飛んでいるか、また着陸までの距離は何キロかといった情報を、ユニークなアニメーションで地球儀上に表示してくれます。

例えば、家族の誰かの帰りを待っている際に、今、飛行機がどこを飛んでいるのかが、地球儀上で視覚的にわかると嬉しいですよね。そんなことが、フライト・トラッカーは実現してくれます。自分自身も旅をしているような気分になれそうです。

「私たちがやらなければならない仕事は、毎日の日常生活をより根本から楽しめるものにすることにある」

デンマークのスウィフト・クリエイティブ社のディレクターMatthew Cockerill氏は、このテクノロジーは2年以内に消費者の手元に届けられるようになると話しています。

私たちがやらなければならない仕事は、毎日の日常生活をより根本から楽しめるものにすることにあると思っています。そしてそれはただ楽しいだけではなく、便利なものである必要もあります。今回のガジェットでは家の中にいる誰もがその楽しさとそして不思議さなどを共有することが可能です。パン作りで小麦粉をボウルに注いでいる際に、その量をビームが計測し、適切な量で「ストップ」の指示がかかるというのはとてもユニークですよね。

現在、家庭内にスマート・スピーカーの導入を検討している人も多いでしょう。スマート・スピーカーは、例えばテレビや照明などを始めとした電気機器と接続すれば声で指示を出すだけでそれらの電源のオン・オフをコントロールできたり、知りたいことがあれば質問することでインターネット検索の結果などを答えたりしてくれます。また、聞きたい音楽をスピーカーに向かってリクエストすればすぐにその曲を流してくれます。

スマート・スピーカーは、ある程度市民権を得てきているとはいえ、まだ導入したことのない人にとってはこれだけでも未来のガジェットという印象だと思いますが、スピーカーはあくまでこちらの指示を受けて反応するもの。しかし、今回紹介した新たなガジェットは、私たちの動きや、ものの質量なども含めてモニタリングしながら、こちらのアクションに応じて反応します。

開発した会社のディレクターは2年以内に実用化と言っていますが、昨今のテクノロジーの進化を考えるとあながち大口とも思えません。モニタリングされるという点で最もクリアしなければならない点はそのセキュリティになると思いますが、そこをしっかりとクリアできれば意外と実用化は早いかもしれません。

ガジェットの性格上、スマート・スピーカーの機能も内包することになるでしょうし、今はやりのスマート・スピーカーを飛び越え、さらに日常生活を便利で楽しくする代表的なガジェットになるかもしれないですね。

(PR)ARをマーケティングに活用したい方におすすめのソリューション
drop:AR

AR体験で、ルーチン化していたプロモーションが活性化

・アナログコンテンツ(ポスター、POP、冊子など)のように、情報量の制限がありません。
・双方向性のあるコミュニケーションが可能。(販売などに直結)
・スマホとの相性が良く、SNSで拡散される仕組みをつくりやすい。

ARを体験したユーザーをホット(ウォーム)リードとして匿名の電子リスト化。

作成したリストを元に、リテンション、類似ユーザーターゲティング、新規開拓につなげます。
・ARを体験ユーザーをリスト化し、追客可能に。「目新しいコンテンツ」で終わることを防ぎます。
・リストを元に、Yahoo!JAPAN、Google、LINE、Twitterなど主要媒体に広告配信が可能。

dropのサービス

・フィジタルコンテンツ製品/サービスの企画・開発・運用
・フィジタルなイベント/製品などの告知・販促
・個々のフィジタル製品のネットワーク化
・フィジタルを通じて得たユーザーデータの分析
・フィジタルを活用したコミュニケーション設計、施策の企画・運用
・PDCAを通じて得た知見の反映・コンテンツアップデート
・その他、フィジタル領域に関する課題解決のご支援

詳しくはこちら

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.